「検索」はもうGoogleだけじゃない

ウェブマーケティングで「サーチ」と言えば、GoogleやYahoo!といった検索エンジンでの検索のみを指していました。ソーシャルメディアの普及とともに、この状況も変化してきています。

リアルタイム検索はTwitter

検索エンジンの検索結果は、リアルタイムでの情報が出るものではないため、災害や運行情報を知るためにTwitterで検索をするということが当たり前になってきています。イベントや製品へのフィードバックについても、ユーザーの生の声が聞けるのはTwitterとなっているため、Twitterでの検索結果を購買決定の要因にするユーザーも増えてきています。ソーシャルメディア上でネガティブな評判が出回ることは結果的に売上に影響してくるので、企業はTwitterとどう付き合ってくかという課題をつきつけられています。

画像検索はInstagram

Twitterとならぶリアルタイム検索のツールとして挙げられるのがInstagramです。単語での検索はできませんが、ハッシュタグを検索することで、その製品をどんな人がどのように使っているかということを見ることができます。また、Twitterと同じようにイベントに参加した参加者が撮影した写真は検索を通して多くの人の目に触れることとなります。このため、イベントなどを行う際には、インスタでの拡散を念頭に入れ、インスタ映えをする撮影スポットを設けておくことが動員数を左右する大きな要因となってきます。

ソーシャルメディア検索はSEOのような施策をとることができないため、コントロールが難しいものですが、一般の声を味方につけることは企業にとって大きな武器となるため、無視出来ないものになってきています。